新しいことをはじめたい...
仕事に必要な勉強をしなければならない...
そうは思っても、時間がなくて、なかなかできない。
そんなあなたが、やりたいことをやったり、勉強をしたりできる方法をお伝えします。
時間は作れない
1日は24時間。
お金持ちの人も、お金に困っている人も、頭のいい人も、勉強できない人も、時間は誰にも平等です。
1日が20時間しかない人や、28時間ある人はいません。
自分よりたくさん勉強をしている人、自分よりいろいろなことをやっている人、その人たちは、自分より時間がたくさんあるわけではなく、自分よりも時間の使い方がうまい人たちなのです。
よく「時間はつくるものだ」「時間を作り出す」といったことを聞いたことがあるかと思います。
毎日、家事、炊事から、仕事、お風呂、子供のお世話、睡眠・・・と、いろいろなことがあって、あっという間に1日が終わってしまう。
それなのに、時間を作るなんて無理だと思いますよね。
時間を作ろうと思ったら、「睡眠時間を減らすしかない」とか思いますよね。
最初に言ったように、1日は誰も24時間です。
それ以上に増やすことなんてできません。
だからまずは「時間を作る」という考え方(言い方といってもいいのかも)をやめましょう。
では、どうするのか!?
それは、「1日の時間の使い方」を変えてみるのです。
「時間がない」のではありません。
時間は誰にも1日24時間あります。
その24時間を別のことに使っているだけなのです。
勉強をすると思っても、ほかのことに24時間を使って、勉強に使おうとしていないだけなのではないでしょうか。
「忙しい」とか「時間がない」と言う前に、「どこかに勉強に使える時間があるのでは」と考えてみましょう。
ちょっとした合間にスマホでゲームをしていませんか。
ちょっとのつもりが、気づいたら30分もやっていた。
晩御飯のあとに30分ほどビール飲みながらテレビを見ようとしたら、ついつい2時間も見てしまった。
しかもビールの本数も増えて、その後は眠くなって寝てしまった。
なんてことありませんか。
・・・なんかこれ、自分自身のこと言ってます(汗)
もちろん、テレビやゲームといった娯楽を一切やめて、なんて言いません。
そうした娯楽や息抜きも必要だと思います。
ただ、そうした時間の使い方をもう少し考えなおしてみてはどうでしょうか。
時間の使い方をチェックしよう
「じゃあ、いままでテレビを見ていた時間を半分くらいにして、残る時間は勉強しよう。」
なんて、いきなり始めても、きっと3日坊主になるでしょう。
もしかしたら、1日だけで、次の日からはまた元通りだったりするかもしれません。
まずは、自分自身の時間の使い方をチェックしましょう。
1週間、毎日、何時に起きて、何時に寝て、何時から何時までは仕事、何時から何時まではお昼ご飯・・・という風に、1日どのように行動しているかを確認します。
ある程度ざっくりとした感じでいいでしょう。
そうすると、ある程度自分の行動パターンが見えてきます。
平日と、土日などの休日をわけて考えるといいでしょう。
平日の行動パターンの中で、例えば夕食後の時間はどうですか?
お子様が寝静まった後の時間はどうですか?
漠然とテレビを見ていたり、息抜きのつもりでゲームをしたり、お酒をたくさん飲んでしまったり、そうした時間はありませんか。
そうした時間は、「勉強ができる」時間なんだと、意識を変えてみましょう。
わかったことだけれど、今までできなったんです。
漠然としか考えられていなかったからです。
だからまず、行動パターンを把握する。
そこから、何気なく時間をつぶしてしまっていた時間を見つけ出す。
その時間に「勉強できる」時間だと考えてみる。
そこから始まります。
そして、最初からその時間を半分にしたりするのは、どうしても抵抗があります。
スモールステップで進みましょう。
まずは5分だけ勉強する。10分だけ勉強する。といった具合に。
1時間テレビを見たり、ゲームをしていたのを、50分だけにして10分は勉強にする。
しばらくしてそれが普通になってくると、今まで5分だったのが、10分に伸び、10分だったのが20分に伸び・・・と、自然と勉強の時間を増やすことができます。
筋トレも同じ。
体を鍛えようと、いきなり沢山回数やるとしんどいので3日坊主どころか1日でやる気がなくなります。
それよりも「これで筋肉つくかな」と思ってしまうくらいの少ない回数から始める。
「たくさんやる」ではなく「続けること」が最優先。
少ない回数でも継続していると今までより筋力がついてくるので、10回がちょっとしんどかったのが、楽に10回できるようになる。
そうなれば15回に増やす。また楽に15回できるようになれば20回にする。
そうして継続していくほうが、確実に筋肉がついてきます。
勉強も同じです。
1日にたくさんの時間をとることを考えるより、ほんの5分でも、毎日やる。継続することを重要視しましょう。
勉強のために、睡眠時間を減らす必要もありません。
子供と遊んだり、家族との時間を減らす必要もありません。
睡眠時間を減らすと、日中の仕事などに影響します。
普段の仕事の生産性が下がってしまっては意味がありません。
家族との時間は大切なものです。幸せな家庭を築くためにも減らすことは難しいです。
もう一つ。
通勤時間はどうですか?
電車通勤なら、電車に乗っている時間に、本を読んだり、参考書を読んだり、試験に臨むなら過去問を解いたりといったことができます。
車で通勤なら、音声教材を使っての学習もできます。
(セミナー動画などで学習もできますが、動画は運転中は危険なのでおススメできません)
生活パターンをチェックしてみると、勉強できる時間って意外とあることに気づきます。
勉強する時間がなかったのではなく、時間を勉強に使おうとしていなかっただけなのです。
まずは5分から始めてみる。
そして、その5分を継続する。
仮にたった5分でも継続していけば、必ず勉強したことが身に付きます。
それは自信にもなり、また更に勉強する意欲にもつながります。
多くの人は、いままでのあなたと同じように、毎日惰性で生活しています。
勉強しなきゃと思いながら、テレビを見たり、ゲームをしたりしているんです。
たった5分の継続で、ほかの人に差をつけていくこともできるのです。